近方視
ほとんどの人は日常生活で無限遠を見ることはありません。
遠くと言っても子供や学生は黒板、大人なら車の運転ぐらいがせいぜいです。
そういう時に不都合があるので眼鏡をかけたいと思っている人でも、日常は本や書類、コンピューターのモニター、携帯など近くを見ることが多くはないでしょうか?
ほとんど近くを見ないという人でも、何かの作業をしようとしたら手の届く範囲はせいぜい1メートル以内でしょう。
現実世界の物に反射して眼に入る光を基準にして考えた時には正視、近視、遠視は次のように定義されます。
現実世界に焦点が合うのは近視だけ。
正視・遠視では網膜の後方に焦点を結ぶ(網膜上に焦点を結ばない)。
それでは正視・遠視の人はどうやって現実を見ているのでしょうか?